所得税と住民税の計算の仕組み

所得税と住民税の仕組みについて簡単に解説していきます!

まず、所得税について解説した後、住民税について解説していきます。

所得税について

所得税とは

所得税とは、個人の所得に対してかかる税金で、一年間の全ての所得から所得控除を差引いたり残りの課税所得に税率を適用し、税額を計算します。

所得税 計算の仕組み

  1. 「売上」から「経費」を差し引いて「利益(事業所得)」を算出
  2. 「利益(事業所得)」から所得控除(扶養控除等)を差引き「課税所得」を算出
  3. 「課税所得」に所得税率をかけて「所得税」を算出

住民税について

住民税とは

住民税とは、都道府県が徴収する都道府県民税と、市町村が徴収する市町村民税(東京23区は特別区民税)の総称です。

住民税 計算の仕組み

「課税所得」×10%=住民税

住民税を計算する時の課税所得の金額は、所得税を計算する時の課税所得の金額とは少し異なりますが、ほとんど同じ金額になります。
なので、住民税の概算額を計算する時は、所得税を計算する時の課税所得に10%を掛けることで計算できます。